混載便とチャーター便

ホーム > 040_深田運送について > 070_ブログ

混載便とチャーター便について

混載便とチャーター便の違いについてそのメリット・デメリットや
料金体系などを詳しくご紹介いたします。

混載便とは

混載便トラックイラスト 混載便とは1台のトラックに1社のお客様の荷物だけでなく複数社のお客様の荷物を一緒に積載して輸送するサービスのことです。トラック1台に1社のお客様の荷物だけを積んで輸送するチャーター便とは性質が異なりそれぞれにメリットとデメリットがあります。また取り扱う荷物の種類、サイズの制限や料金などそのサービスの内容は運送会社によって違いがあります。自宅に小包を届けてくれる路線便も混載便ではありますがここでは法人間取引(ビジネス)に利用される中ロットの荷物を中心とした混載便についてご説明いたします。

混載便のメリット

混載便トラック比較 メリットはなんといってもその料金の安さです。例えば中ロットの荷物を運ぼうとした場合、4tトラックをチャーターするのと混載便を利用するのとで比較すると料金が5分の1以下になることもあります。トラック1台に積載可能な範囲内ではどれだけ積んでも同じ料金のチャーター便と異なり混載便は積んだ分だけの料金設定となるため小~中ロットの荷物の運送に向いています。混載便は運送会社ごとに対応できる荷物の条件が異なり長さ・幅などのサイズ、重量が違います。たとえ少量でもそのサイズ制限を超えてしまうと混載便を利用することができずにチャーター便での配送となり輸送費が割高になってしまうため条件にあった運送サービスを利用することが必要です。

混載便のデメリット

時間
もちろんデメリットもあります。それは原則として時間指定が出来ないことです。配送先の異なる複数の荷物を1台のトラックで運送するため時間を合わせた運送ができなくなってしまいます。ただし後述する着店チャーターを利用することでカバーすることも出来ますので利用方法と特徴を理解して適したサービスを選択することでそれぞれのメリットを活かした運送を行うことが可能となります。

 

 

チャーター便とは

チャ-ター便は1台のトラックをチャーターして荷物を運送するサービスです。積んだ荷物の量で料金が決まる混載便とは異なりチャーターするトラックの種類で料金が決まります。例えば距離によって4tトラックなら10万円、10tトラックなら15万という料金が決まっており少ししか荷物を積まなくても満載にしても料金はかわりません。

チャーター便のメリット
チャーター便のメリットの一つは時間指定が可能なことです。朝一で荷物を配送してほしい、夕方に集荷してほしいなど配送時間の指定が外せない場合にはチャーター便を利用することになります。 2つ目のメリットは料金です。混載便は小~中ロットの輸送には適していますが大量に輸送する場合にはトラックをチャーターして輸送したほうがkgあたり、個数当たりの料金が割安になります。

チャーター便のデメリット
チャーター便のデメリットはやはり輸送料金で、少量の運送でもトラック1台を専有するため荷物の量が少ない場合には割高になってしまう事です。小ロットの案件や配送時間に制約のない拠点間での在庫の運送など、料金がネックとなって運送するのをためらってしまうような場合はトラックをチャーターするのではなく混載便を利用することで低コストで配送することができます。

一般的な混載便サービスとシェアトラの違いについて

混載便シェアトラロゴ

ここで深田運送の展開する混載輸送サービスのシェアトラと一般的な混載便サービスとの違いについてご紹介いたします。 シェアトラは他社で断られた長いものや重たいものでも混載して低コストで輸送する混載輸送サービスです。近年ではいわゆる路線便・小口配送業者が2m、2.2mを超える荷物は輸送しなくなってきており輸送料金が割高になったり、その影響で商品が販売できなくて困っているという声が聞かれます。シェアトラはビジネス向け混載便サービスのなかでも6mまでの長尺物や最大2.5tまでの重量物に対応しているため長尺物・重量物の荷物の配送に適したサービスです。またトラックの車種についても長尺物や重量物の運送によく使用される平ボディ車で運行しており現場のクレーン車での荷積み荷下ろしにも対応が可能です。


輸送料金の見積(検索)について
シェアトラのサイトには料金シミュレーターを備えておりその場で見積料金を検索して頂くことが出来ます。

simulator.png


混載便、チャーター便の両方に対応しておりますのでお荷物の量に応じて見積が可能です。輸送元と配送先の市区町村の他に、混載便は荷物のサイズと重量を、チャーター便はトラックの種類をご指定頂ければ見積料金が表示されます。エンドユーザー(お客様のお客様)に見積もりを提示する際に運送業者に輸送料金の見積を依頼して返事を待つ必要がなく、すぐに検索することが出来ますのでビジネス上のツールとしても便利にご利用いただくことが出来ます。輸送サービスは全国に対応しておりますが料金検索についてはまだ対応エリアが限られておりますので検索対応エリア外の料金につきましてはお手数ですが電話かメールにてお問合せ下さい。シミュレーターに記載のないタイプのトラックの手配も行っております。

運送依頼の方法

発注画面

シェアトラでは従来の電話やFAX・メールでの依頼だけでなくホームページから運送依頼をすることが出来ます。よくある出荷元や配送先を登録しておくことで入力の手間を減らすことができ大変便利です。営業時間外でも依頼が可能で、配送履歴や依頼したトラックの手配状況の確認が出来るのもメリットです。

混載便についてのよくある質問

混載便についてご質問頂くことの多い点についてご紹介します。

混載便で運べる荷物のサイズにはどんな制限がありますか?
シェアトラでは長さは最長で6mまで重量は2.5tの荷物まで混載便で対応しています。エリアによっては対応可能な長さや重量が異なりますのでご注意下さい。その他にはトラック荷台の専有床面積が7.5㎡以内となっております。

なぜ一般的な混載便は2.2mを超えると断られるのか?

トラック荷台幅

一般的なトラックの荷台は幅が2.25m前後で作られています。その為、2.2mを超えると荷台に横向きに積載することが出来ない車両も多く縦向きに積載することになります。そうすると輸送効率が大幅に下がってしまうため混載便で対応できない運送会社が多くなってしまいます。

なぜシェアトラでは2.2m以上でも混載輸送が可能なのか?

トラック荷台幅

通常の荷物と長尺物を一緒に運ぼうとするとどうしても運送効率が下がってしまいますがシェアトラでは長尺物を中心とした荷物を多く配送しているため効率をおとさずに運送することが可能となります。

なぜシェアトラでは2tを超える重量物でも混載輸送が可能なのか?
個人向け、ビジネス向けを問わず路線便などの混載輸送サービスではほとんどがウイング車というトラックを使用しています。ウイング車の場合は4tトラックであっても実際には2~2.5t程度しか積めないことがほとんどです。シェアトラでは平ボディ車というタイプのトラックで配送しています。平ボディ車は4tトラックでも3t以上積載できるトラックが多くウイング車に比べて余裕があるため重量物でも混載便で輸送することが可能となっています。

輸送時間(集荷・配送)の指定は出来ませんか?
原則として集荷・配送ともに輸送時間をご指定頂くことは出来ません。しかし着店チャーターという方法をご利用いただくことで対応することが出来ます。着店チャーターとは以下のような流れで運送します。通常集荷先Aから配送先Dに荷物を届けたい場合、混載便では集荷先A→中継地B→中継地C→配送先Dという流れで複数台のトラックを中継しながら輸送を行います。もしも配送日の朝8時に配送したいとなった場合に集荷先Aから中継地Cまでを混載便で運送し、中継地Cから配送先Dまでをトラックをチャーターして指定時間に配送を行うという流れで行います。チャーター便を組み合わせることにより混載便と比較すると料金的なメリットは薄れてしまいますがこの方法で配送することでチャーター便よりも運送費を抑えつつ指定した時間に荷物を配送することが可能となります。

どんな荷物を混載便で運送していますか?
シェアトラの混載便にて配送している荷物の一部をご紹介します。

ユニック車での混載輸送はできますか?
九州内での集荷又は配送の際にはユニック車での輸送に対応しております。この場合は集荷・配送時にそれぞれ3,000円の追加料金を頂いております。そのほかのエリアに関しましても前述の着店チャーターと同じ方法でトラックをユニック車に変更することで対応が可能となります。その場合の料金につきましてはお問合せ下さい。

混載便で運送出来ないのはどういうケースがありますか
・積替え不可の荷物の場合 集荷から配送まで数回の積替えを行いますので積替え厳禁の荷物に関してはチャーター便をご利用ください。

・生き物のの輸送
動物や苗木、生花などは輸送できません

・荷扱いの制限
原則として現場への担ぎ込みや複数の荷物の手卸しなどは行いません。トラックは乗務員1名で輸送しておりますので2名以上の手が必要な荷物の輸送も出来かねますのでご了承ください。

その他、サイズ制限をオーバーする荷物など混載便で対応出来ないケースはありますがその場合にはチャーター便などその他のサービスを含めてメリットのあるご提案をさせていただきますので是非ご相談ください。


ページTOPへ